『とまどう男たち―生き方編 (阪大リーブル054)』(石蔵文信、平野孝典、古川岳志、阪本俊生、石川緑、橋本満)についてのすべてのヨミメモ


1970年前後に、世界中の男女の関係が変化
労働集約型の産業(工業社会)から、情報・サービスの産業(産業社会)への変化により、男性中心の産業の枠組みが大変化
情報化・サービス化→多様化
PISAの学力調査→ほとんどすべての国で、文章読解能力は女子が優位。数学は男子優位と言われてきたが、それも次第に格差は縮小。イギリスでは1991に逆転。
『なぜ男の子は読書を好まないかー読解能力におけるジェンダー格差』(カナダ学習協議会2009報告書)
→「男の子は読書を女性的活動とみなしやすく、このことが彼らの読書への動機を押し下げている」と指摘。
日本の脱工業化→製造業の危機が深刻になり始めたのはバブル崩壊後1990年代以降。就業者数も1990年代までは第二次産業は高原状態を維持しており、その後徐々に低下。
米国
年齢別の幸福感→U字型
希望溢れる青年期と、競争から降りた老年期に最も高い。競争の高い中年期に最低。
若年男性(20-39歳)の9人に1人が孤立状態(心配事を相談できる相手がいない)、若年女性の場合は21人に1人。
BMI 肥満基準
日本→25以上
米国→30以上
1980前後、グローバル化と大きな物語の消滅をいうポストモダン思想の流行
アンソニー・ギデンズ→近代のラディカル化
ジームクント・バウマン→リキッド・モダニティへの変化
ウルリッヒ・ベック→リスク社会化や個人化から、第一の近代から第二の近代への転換
かつてデュルケムは、「男女が平等に社会生活に参加していないこと」が男性の自殺の原因の一つとなっている、といっていた。女性の労働や社会への参加は、家族のあり方、結婚、離婚、出生、職場組織や職業観、家族観、そして男女関係のあり方など、多方面に影響をあたえる大きな社会変化である。 だとすれば、これはヨーロッパにおける自殺率の傾向と、何らかの関係がないはずはない。