nekotool さんのヨミメモ

『ラカン―鏡像段階』(福原泰平) by nekotool


・鏡像段階は絶対的他者の眼差しによって可能になる
 自己の鏡像とは、第三人称としての他者によって支持され、他者のまなざしという、欲望のオブラートによって包みこまれることがなければ、決して、先取りした理想像として、幼児に受け入れられることがない。
 鏡像段階とは、象徴的な世界の成立を背景にしてはじめて存在し得るものともいえるし、象徴化への萌芽が見出せる段階だということもできる。

ラカン―鏡像段階
福原 泰平
出版社: 講談社   出版日: 1998-02-01   ページ数: 365