nekotool さんのヨミメモ

『ラカン―鏡像段階』(福原泰平) by nekotool


・語りの句読点
 短時間セッションの理論的根拠:母親の幼児に対する沈黙や無関心といった象徴的な意図せぬ介入が、子供の母親に対する鏡像的な隷属に句読点を打ち、その呪縛を解く。これと同様、語りに切れ目を入れることでそれを象徴的な関係へと受肉させてやることができる。患者の語りの中に1つの区切りをつけ、父なる機能をそこに入れてやるのいう技法が、その核心にある。

ラカン―鏡像段階
福原 泰平
出版社: 講談社   出版日: 1998-02-01   ページ数: 365