nekotool さんのヨミメモ

『ラカン―鏡像段階』(福原泰平) by nekotool


しかし実のところ、みずからの欲望の対象として、期待されたとおりの分身に仕立て上げようとして母権的な支配機構の中に取り込もうとする王妃に対し、こうした呪いに切れ目を入れようとする彼が、母なる世界の怒りを買ってしまった。

ラカン―鏡像段階
福原 泰平
出版社: 講談社   出版日: 1998-02-01   ページ数: 365