nekotool さんのヨミメモ

『「あたりまえ」を疑う社会学 質的調査のセンス』(好井裕明) by nekotool


ただ、ここで述べておきたいことがある。それは"過剰な評価、感動、賞賛" の働きかけは、慎重であるべきだということだ。先の中心メンバーの語りくちは、録音から再考するかぎり、あまりにも"過剰"だという印象を受けてしまうのである。
この過剰さは、被差別の文化や生活を、そうでないものと比べて「より低いもの」として扱う、当時の"常識的な信奉"を覆したいという研究者の思いから来ているのだろう。