nekotool さんのヨミメモ

『生き延びるためのラカン』(斎藤環) by nekotool


 精神病は、ボメロオの輪がバラバラになりかけてる状態。第四の輪でつなぎとめなくてはならない。それは例えば、エディプスコンプレックスという「心的現実」など。
 ママとぼくを邪魔するパパの役割を「父の名」、「父性隠喩」と呼ぶ。父の名が主体を「命名」する。象徴界に主体を位置付ける。象徴界への登記、登録。
 「父の名の排除」とは、第四の輪での繫ぎとめが働かず、精神病になる原因。父の名にかわる症状によって、ボメロオを繫ぎとめようとするのが、幻覚や妄想。

生き延びるためのラカン
斎藤 環
出版社: 筑摩書房   出版日: 2012-02-01   ページ数: 285