nekotool さんのヨミメモ

『人はみな妄想する -ジャック・ラカンと鑑別診断の思想-』(松本卓也) by nekotool


神経症者ーー「シニフィアンの場としての大他者」が、「法の場としての大他者」(=父の名)によって二重化 redouble されている。
精神病者ーー大他者は除外されてるわけではない。ただし、大他者の非-二重化に特徴づけられている。すなわち、「シニフィアンの場としての大他者」が、「法の場としての大他者」に二重化されていない。「精神病の主体は前駆的な大他者 l'Autre prealable に満足している」。精神病者は、<父の名>によって二重化される前の前駆的なシニフィアンの世界(原-象徴界)に住んでいる。