yuhr さんのヨミメモ

『定本 夜戦と永遠 上---フーコー・ラカン・ルジャンドル』(佐々木中) by yuhr


そのなかで自らを愛しうるその姿において、実はひとは自らを「疎外」しているのだとすれば。自分自身に出会うことなど永劫になく、出会ってもそれはあの「死の影」にすぎないとすれば。
「攻撃性は、ナルシシズム的のわれわれが呼ぶ同一化の作用と相関的である」。この愛するわたしが、わたしのイメージが、誰かに何かを奪われていて、そのイメージ自体すらわたしのものではない。それは不当にもわたしではない誰かが持っているはずだ。こうして「同一化と原初的嫉妬」は同時に出現する。