yuhr さんのヨミメモ

『ひとつではない女の性』(リュス イリガライ) by yuhr


違わ《ない》って、ほんと。そんなこと……。単純すぎると思う。この《ない》が、またわたしたちを引き離し、わたしたちを値踏みする。こんなふうに切り離されたら、わたしたちはいなくなる。
わたしはあなたに触る、あなたがわたしの体だと知るにはそれだけでもう充分。
ひとつの言葉を正確に言うためには、唇たちは離されなきゃならない。

ひとつではない女の性
リュス イリガライ
出版社: 勁草書房   出版日: 1987-11-01   ページ数: 306