yuhr さんのヨミメモ

『あるヒステリー分析の断片―ドーラの症例』(ジークムント フロイト) by yuhr


一定の身体面からの迎合——身体のある器官の内か、あるいはその表面における、正常ないしは病的な行程から生じる迎合——なしにヒステリー症状は成立しない。ヒステリー症状の性格には反復の能力が備わっているが、しかし、もし症状に心的な意味が、つまり意義がないのなら、症状は一回限りしか成立しない。ただし、ヒステリー症状がもともとこうした意義を具備しているのではない。意義は症状に付与されるのであり、いわば症状にハンダで接合されるのである。