yuhr さんのヨミメモ

『あるヒステリー分析の断片―ドーラの症例』(ジークムント フロイト) by yuhr


当時の私はまだ知らなかったが、無意識から現れ出た行程を表す別の形式がある。これはきわめて奇妙ではあるが、しかし、完全に信頼の置ける形式である。それは、「そんなことは考えたことがありませんでした」とか「そんなことには考えが及びませんでした」という患者の叫びである。こうした叫び声はまさに「ええ、それはわたしには無意識的だったのです」と翻訳できる。